口周りの乾燥にサヨナラ!カサカサの原因と対策方法を徹底解説

2025.06.20
コラム
口周りの乾燥にサヨナラ!カサカサの原因と対策方法を徹底解説
口周りに粉吹きができたり、リップクリームを塗ってもすぐに乾燥してしまったりと、口周りのカサカサでお悩みの方は意外と多いもの。

口周りは特に乾燥しやすいパーツなので、改善するためにはお悩みの原因をしっかり理解し、丁寧なケアを行う必要があります。

この記事では、口周りの乾燥の原因を徹底的に解説し、あなたにぴったりの対策方法を紹介します。また後半部分では、乾燥に悩む方におすすめのオールインワン洗顔料を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

口周りの乾燥が起きる原因は?口周りが乾燥しやすい理由も紹介

口周りの乾燥は、一体なぜ起こってしまうのでしょうか。適切な対策を行うためにも、まずは、乾燥の原因がどこにあるのかを知りましょう。

肌が乾燥する主な理由

まず基本として、肌の乾燥は、表面のバリア機能が低下することによって起こります。

バリア機能が低下してしまう理由として、主に次のような原因が考えられます。
  • 空気が乾燥している
  • スキンケア方法が間違っている
  • 肌のターンオーバーが乱れている
このように、肌の乾燥が起きる背景には、空気の乾燥以外にも様々な理由があります。

例えば肌を強くこする、熱いお湯で洗うなど間違ったスキンケアをおこなうと、肌の角層から水分が逃げるのを防ぐ「セラミド」などが失われ、うるおいを保ちにくい肌質になってしまうのです。

他にも、ストレスや不健康な生活習慣により、肌細胞が生まれ変わる「ターンオーバー」のサイクルが乱れることで、バリア機能が低下することもあります。

口周りは皮脂腺が少ない

そもそも、口周りが他のパーツと比べて乾燥しやすい大きな原因の一つとして「皮脂腺」が少ないことが挙げられます。

皮脂腺とは、私たちの肌に存在する、皮脂を分泌する器官のこと。
皮脂は肌の表面に薄い膜(皮脂膜)を作り、水分の蒸発を防ぎ潤いを保つバリアの役割を果たします。

しかし、口周りの皮膚には皮脂腺が少なく皮脂の分泌量が少ないため、唇や口周りは肌の水分が蒸発しやすいのです。

それが口周りの乾燥を招き、カサカサやヒリヒリといった不快な症状を引き起こす原因の一つとなっています。まずは「口周りは特に丁寧なケアが必要になる」と覚えておきましょう。

口周りは皮膚が薄い

口周りが乾燥しやすいもう一つの大きな原因として、皮膚が薄いことが挙げられます。

私たちの肌は大まかに分けて表皮・真皮・皮下組織の3つの層で構成されており、このうち、表面を覆う表皮が水分を保持する役割を担っています。
しかし、口周りの表皮は約0.5〜0.6mmと顔のなかでも特に薄く、目元の皮膚とほぼ同じくらいの厚さしかありません。

そのため紫外線や乾燥した空気、摩擦といった外部からの刺激に弱く、バリア機能が低下しやすいという特徴があるのです。

マスクによる刺激と急激な湿度変化・摩擦

コロナウイルスによるパンデミックを経て、マスクの使用は従来よりも一般的になりました。

しかし、マスクの着用も、口周りの乾燥を加速させる要因の一つです。
これは、マスクを外した際の湿度変化が原因とされています。

マスクを着用すると、呼吸によって生じる熱や水分がこもり、マスク内は高温多湿な状態に。

しかし、食事などのためにマスクを外すと、外気によって口周りに触れる湿度が急激に低下します。こういった湿度の変化はセラミドが作られにくくなる原因となり、バリア機能の低下や乾燥につながってしまうのです。

加えて、マスクの付け外しは摩擦を生み、これも口周りの乾燥を加速させる大きな要因の一つとなりますので、注意しましょう。

口周りが乾燥しているときのNG行動

口周りが乾燥しているときのNG行動イメージ
口周りが乾燥しているとき、ついやってしまうNG行動を繰り返すと、乾燥をさらに悪化させる可能性があります。具体的なNG行動を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

口周りや唇を舐める

乾燥した唇を潤わせようと、ついやってしまいがちなのが口周りや唇を舐めること。

しかし、舐めても一時的な潤いを与えるだけで、実は乾燥を悪化させてしまう可能性が高いとされています。なぜなら、唾液には次のような特徴があるためです。
  • 唾液が蒸発する際に、肌表面の水分も一緒に蒸発してしまう
  • 唾液に含まれる消化酵素が皮膚を刺激し、炎症を起こす原因になることもある
乾燥した口周りの不快感を解消したかったり、無意識の癖になっていたりと、唇を舐める行動にはさまざまな原因が考えられます。口周りを舐める回数が多い方は、意識して控えるようにしましょう。

口周りや唇に触れる

手には多くの細菌が付着しており、唇や口周りに触れることでそれらの細菌が唇に移り、悪影響を与える可能性があります。

また、頻繁に口周りを触ったり、噛んだりするとメラニン色素が生成され、唇の黒ずみや色素沈着を起こすことも。

傷口と同様、乾燥が気になっている方や乾燥を予防したい方は、唇に触れないように心がけましょう。

食事中や食事後に唇を拭きすぎる

食事のあと、口の周りがベタつくのが気になって、つい唇を拭きすぎてしまう場合も注意が必要です。ゴシゴシと強く擦りすぎると、摩擦で口周りの角質層が剥がれやすくなり、バリア機能が低下する原因になります。

唇を拭く際は、柔らかいティッシュを使用し、優しく拭き取ってください。

ゴシゴシと擦るのではなく、軽く押さえるようにして水分を拭き取り、その後にはリップクリームを塗って保湿することが大切です。

口周りが乾燥したときの対処法

口周りの乾燥が気になったときの対処法を3つ紹介します。いずれもシンプルですぐ実践できる対処法ですので、ぜひ参考にしてください。

リップクリームを使用する

リップクリームを使用するイメージ
リップクリームには、唇の水分を保持し、外部刺激から保護する役割があります。次のような項目を基準に、より高い保湿効果を期待できるリップクリームを選びましょう。
  • 保湿成分: ヒアルロン酸、セラミドなど、高い保湿効果が期待できる成分が配合されていることを確認します。
  • 油分: ワセリンやシアバターなど、油分が豊富なものが推奨されます。
  • 無香料・無着色: 刺激が少ないため、敏感肌や口周りが荒れやすい方におすすめです。
また、リップクリームは主に医薬品と医薬部外品、化粧品の3種類に分類されます。
  • 医薬品:ひどく荒れた唇の治療を目的としたもの
  • 医薬部外品(薬用):有効成分が配合され、唇の荒れやひび割れを予防するもの
  • 化粧品:主に保湿を目的とした製品で、色付きリップなども含まれる
さらに、リップクリームは形状によっても違いがあります。スティックタイプは手を汚さずに使いやすく、持ち運びにも便利です。チューブタイプは美容液成分が多く含まれており、ツヤ感が出やすいです。

自分の好みや使用感を重視しながら、リップクリームを使用しましょう。

正しい洗顔方法を実践する

正しい洗顔方法を実践するイメージ
口周りの乾燥が気になる場合、肌全体の洗顔方法から見直すのがおすすめ。洗顔は肌の汚れを落とすだけでなく、保湿効果を高めるための大切なケアだからです。しかし、間違った洗顔方法は、かえって肌を乾燥させてしまうことがあります。

洗顔する前に、まずは手を洗い清潔な状態にしましょう。手には多くの雑菌が付着しているためです。顔に刺激の少ない32~34℃程度のぬるま湯で、顔全体を軽く湿らせてください。

適量を手に取り、泡立てないタイプの洗顔料であれば、そのまま肌に滑らせるように洗顔します。泡立てるタイプであれば、水を少しずつ加えながらよく泡立ててから洗顔を行いましょう。

そして、洗顔料を顔全体にやさしく広げます。すすぐ際もぬるま湯を使用し、洗顔料が残らないよう、顔の端や髪の生え際まで丁寧にすすいでください。

最後に、清潔なタオルやティッシュペーパーを使って、顔の水分を軽く押さえるように拭き取ります。この際にも、ゴシゴシと擦らないよう注意してください。

洗顔は朝と夜の1日2回行うのが一般的ですが、肌質によっては回数を調整する必要があります。過度な洗顔は肌を乾燥させる可能性がありますので、自身の肌の状況を考慮しながら調整しましょう。

お風呂上がりは丁寧に保湿

お風呂上がりは丁寧に保湿イメージ
特に保湿に気を付けるべきなのが、お風呂上がりです。
お風呂上がりは体が温まって毛穴が開いているため、化粧品が浸透しやすいタイミングです。

逆に、しっかりと保湿しなければ水分がどんどん失われてゆきます。
そのため、肌を乾燥から守るためには、お風呂上がりに何よりも優先して、なるべく早く保湿を行うことが重要なのです。

具体的には、次のような手順でしっかりとケアをしましょう。
  1. 化粧水:たっぷりと手に取り、手で化粧水を押し込むように優しく塗る。
  2. 美容液:適量を手にとり、顔の内側から外側に向かって優しく塗る。
  3. 乳液・クリーム: 化粧水と美容液のあとに、乳液やクリームでしっかりと保湿。
  4. リップケア: 唇にもリップクリームを塗って、乾燥を防ぐ。
しかし、美容商品はとても選択肢が多く有効成分が含まれたスキンケア商品を探すことが面倒に感じる方も多いでしょう。

そんな方には、洗顔・保湿が1本で完了する「洗う美容液」のCC1がおすすめです。

口周りの乾燥に7種の成分でアプローチ!オールインワン洗顔の「CC1」

口周りの乾燥に7種の成分でアプローチ!オールインワン洗顔の「CC1」イメージ
口周りの乾燥が気になるなら、CC1で洗うたびにうるおいチャージ。

CC1は、1回の使用で洗顔・保湿・エイジングケア*の3つを叶える画期的な「洗う美容液」です。ナノカプセルとマイクロカプセル技術を通じて、厳選された7種の成分が乾燥しがちな口周りの肌に届きます。

高い洗浄力で肌の汚れを落としながら、うるおいを与えるセラミド*1と、水分を閉じ込めるグリセリン*2で、乾燥が気になる季節でもしっとりとした肌へ導きます。

低刺激のアミノ酸系洗浄成分も使用していますので、敏感肌の方にもおすすめです。

また、香水のように時間経過と共に変化するゴージャスな香りが、洗顔のひとときを心を癒す贅沢なリラックスタイムに。

CC1で、うるおい続く口周りを手に入れましょう。

*年齢に応じたケア*2セラミドNP、セラミドNG、セラミドAP(保湿、皮膚の保護成分)*3(保湿、皮膚の保護成分)

口周りの乾燥に関するよくある質問

最後に、口周りの乾燥に関するよくある質問をまとめました。

口周りの乾燥でヒリヒリして痛いときはどうすればいいですか?

口周りが乾燥してヒリヒリする場合は、肌のバリア機能が低下している可能性があります。まずは、肌への刺激を避け、保湿を徹底することが重要です。

ただし、症状が改善しない場合は皮膚科を受診しましょう。アレルギーや皮膚疾患なども考えられます。

リップクリームを塗るときのコツを教えてください

リップクリームは唇全体にムラなく、たっぷりと塗りましょう。唇の端の方までしっかりと塗ることが大切です。寝ている間も唇は乾燥しますので、寝る前にリップクリームを塗る習慣をつけましょう。

乾燥を予防できるような食事法はありますか?

口周りの乾燥を防ぐためには、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。特に乾燥対策につながる栄養素をまとめました。
  • タンパク質
  • ビタミンA
  • 発酵食品
タンパク質は、肌のバリア機能を高めるために不可欠な栄養素です。卵や鶏肉、大豆製品、白身魚などに多く含まれていますので、積極的に摂り入れましょう。ビタミンAは皮膚の再生を促進し、乾燥を予防する効果が期待できます。牛乳やチーズ、ほうれん草、うなぎなどを食事に取り入れることで、より効果的にビタミンAを摂取できます。

また、発酵食品と食物繊維を組み合わせることで、腸内環境を整え、肌の健康をサポートしてくれるでしょう。納豆や味噌、キムチ、ヨーグルト、チーズなどの発酵食品と、海藻、ごぼう、サツマイモなどの食物繊維を意識して摂るのがおすすめです。

口周りの乾燥はCC1を使って対策しよう

口周りの乾燥は、乾燥した際の適切な対処が大切です。しかし、乾燥しないための習慣が、長期的に見て口周りの乾燥を防ぎます。特にスキンケアが重要ですので、自分に合ったものを選びましょう。

CC1のオールインワン洗顔料には多くの美容成分が含まれており、敏感肌にもおすすめですので、ぜひ選択肢の一つに入れてください。